狂犬病3

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狂犬病3
夏、蚊から感染する『デング熱』が代々木公園で蚊に刺された人に発生し話題になりました。今、話題にもなっていませんが、9月15日現在、国内感染は18都道府県の計159人に感染したそうです。
『デング熱』は蚊に刺されて感染しますが、人は普通に蚊に刺されるので感染したことがわかりません。高熱や頭痛の症状が出て病院で診断されて初めてわかります。
しかし、狂犬病は犬や猫など哺乳類に咬まれて感染します。動物に咬まれることは普通にあることではありません。その時点で、狂犬病に感染した可能性があるかどうかの判断ができます。そして発症するまでにワクチン接種などで発症を止めることもできます。(現在、国内では狂犬病がないので、国内の犬、猫に咬まれても感染の恐れはありません。まして、飼い主がいつも身近にいる飼い犬では、もし、狂犬病に感染した犬であれば一番先に飼い主が感染します。)

厚生労働省に質問しましたが回答はいただけませんでした。
【質問日 9月4日】

1、登録頭数、予防注射頭数及び抑留犬頭数、返還数を拝見しました。
この統計では、登録数は示されていますが、未登録の頭数をどのくらいとお考えですか。・
現在、接種率が70パーセント半ばを維持しているようですが、狂犬病の発生を抑えるためには、最低、どれくらいの接種率が必要とお考えですか。

2、登録頭数,予防注射頭数、返還頭数はほぼ横並びなのに、抑留犬の頭数が非常に減少しています。また、抑留された犬の頭数から推察すると、市中で徘徊している犬が少ないことが読み取れます。このように市中で徘徊する犬が非常に少ない状況で、咬傷によって伝搬する狂犬病が犬によって広がる根拠を教えてください。

3、西アフリカで流行しているエボラ出血熱や、最近、国内で感染が広がっているデング熱は、人により海外から持ち込まれ、感染者が交通機関で国内を移動することで、各地で発症者が出る可能性があると思いますが、厚生省は、国内で感染が広がらないとの見解を示しています。一方、狂犬病は哺乳類により持ち込まれる感染症ですが、動物が独自に国内を移動することはなく、飼い主等の管理者に管理された状況に置かれます。厚生省は狂犬病が国内に侵入した場合(50年以上発生がありませんが)を考えて、狂犬病の予防注射事業を継続していると思いますが、どちらの感染症の方が国内で流行が広がると考えますか。


質問及び回答については、ブログに掲載することがありますのでご了承ください。

                                

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