太陽と北風
2010年03月22日15:27
カテゴリー │あれ!

旅人のコートを脱がすのに太陽と北風が競争するお話
太陽は ぽかぽか あったかく・・・
北風はぴゅーぴゅー 力任せで・・・
このお話
子育ての方法に 似ていません???
太陽は ぽかぽか暖かくして 旅人が自分でコートを脱ぐの見守ります。
北風は ぴゅーぴゅー風を吹き付けて 自分の思うようにコートを脱がせようとします。
子ども達には 自分の夢を叶えるよう 見守ってあげたいと思いませんか。
勿論、 必要なときには手を差し伸べて・・・
勿論、間違った方向に行かないように導きながら・・・
太陽も、光で、行っても良いところは明るく照らしてくれます。
大人が 子ども達をこのように育てようと決めたとき
大人が どのように子どものことを思っていても、
子ども達の思いは制限されます。
北風も、最初は やさしく吹いていても、
コートを脱いでくれないと 強く吹いて脱がそうとします。
浜松市の「浜松市子ども育成条例」が制定されます。
最初は 太陽が出ていましたが、少しずつ曇ってきて、
でも、少しは暖かく照らしてくれていました。
しかし、急に修正案が出され北風に変わってしまいました。
変わったことは
子どもに関わる団体として「子ども・子育て支援団体」が「子ども育成団体」に変わったこと。
理念に 郷土や国を愛する心を育むこと が入ったこと
たいして変わったように見えませんが、
太陽から北風に変わったように感じます。
「子ども・子育て支援団体」は子どもを見守ることができます。子育てを支援することができます。
「子ども育成団体」は子供会、青少年健全育成会、スポーツ少年団、ボーイスカウトなどの団体など
子どもを指導する団体です。
どちらも必要な団体ですが、「子ども・子育て支援団体」を外して「子ども育成団体」にしたことは
子どもを見守るのではなく、子どもを指導しようとすることになります。
郷土や国を愛する心を育むが入れられたことは、子どもに芽生えさすのではなく指導する意志が感じられます。
今は、さわやかな北風でも、いつ、凍てつく北風に変わるかわからない気がします。
3月24日 市議会で「浜松市子ども育成条例」が議決されます。