野良猫の不妊手術助成金制度
2009年11月19日17:30
カテゴリー │野良猫の不妊手術助成
ご署名いただいた皆様に感謝致します。
要望書では、地域の野良猫問題の解決、子ども達に命の大切さを伝えるために、市民、獣医師、市民団体、浜松市で市民協働の事業として野良猫の不妊手術をするよう提言しました。
従来の助成金のように、不妊手術をする市民に助成する。ボランティアで手術を安くしてあげる。など自分の飼い猫でない野良猫を自主的に不妊手術をする市民に対して上から目線のように感じる支援ではなく、市民の課題である野良猫問題の解決のため、同じテーブルについて協働する市民協働の形で行ないたい夢を持って・・・
平成21年11月18日
鈴木 康友 浜松市長殿
ノラ猫問題を考える市民の会
代表 島村動物病院 島村 博夫
『野良猫の不妊手術助成金制度』創設についての要望
平成19年度の浜松市における猫の苦情相談件数は1169件あります。又、猫の引き取り、殺処分頭数は993匹となっており、その内、仔猫の殺処分頭数は785匹(79%)もあります。
また、捨てられた子猫が保護されることはほんの一部で、多くの場合、カラスや狸の餌食となったり、餓死、衰弱死するなど、生き残ることができません。
一方、野良猫の増加は糞尿、発情期の鳴き声、捨て猫など市民の生活環境にも悪影響を及ぼします。又、多数の仔猫の殺処分や捨て猫などは、子どもに「命の大切さ」や「助け合い」「思いやり」など心の教育を必要としている現状とは大きく矛盾する現実ではないかと考えます。
野良猫の不妊手術は飼い猫の場合と違い、一度に多頭数の猫の手術を行なわなければ効果がありません。その為、多額の費用がかかります。しかし、その地域での野良猫の繁殖が抑制されれば、野良猫被害は必ず減少してきます。
現在、浜松市では、市民団体が市民から寄付を募り、野良猫の不妊手術を行なう市民に、手術費用の一部を補助する活動が行なわれています。
また、他の政令市や静岡県内の市町でも「猫の不妊手術助成金制度」を設けているところがあります。
浜松市においても、市民の生活環境の改善や子供たちに『命の大切さ』を実践する姿勢を示すために、野良猫対策を行なう必要があると考えます。
私たちは、地域における野良猫問題を、地域住民、市民活動団体、獣医師、市が協働して取り組むべき課題と考え、不妊手術に掛かる費用を市民、獣医師、市が等分に負担し、且つ、動物愛護啓発、野良猫の管理などを行なう市民協働事業として行ないたいと考えます。
このため、浜松市が野良猫の不妊手術の際に負担する費用として『野良猫の不妊手術助成金制度』を創設することを要望いたします。
尚、今回の署名活動では、動物愛護の気風が高まる中、政令市である浜松市にこのような制度が無いことを危惧された、市外、県外の多くの方々からも御署名が寄せられました。
また、西区まつり、北区まつり、遠州灘海浜公園、アースデイ等のイベントなどでも御署名を頂きましたので、署名簿を添えて要望いたします。
また、市内でのイベントで御署名をいただいた際、多くの子ども達を含む市民の皆様から、可愛そうな子猫をなくすための不妊手術を行なうためにと浄財をお預かりしましたので、その浄財で、不妊手術を実施する際、野良猫を捕獲するために使用する捕獲器を購入し寄贈いたします。
※ノラ猫問題を考える市民の会 メンバー
島村動物病院 GO!Cats 猫と暮す会 動物会議
こよりくらぶ アニマル・フォスター・ペアレンツ
マムのしっぽ 戸田静江
鈴木 康友 浜松市長殿
ノラ猫問題を考える市民の会
代表 島村動物病院 島村 博夫
『野良猫の不妊手術助成金制度』創設についての要望
平成19年度の浜松市における猫の苦情相談件数は1169件あります。又、猫の引き取り、殺処分頭数は993匹となっており、その内、仔猫の殺処分頭数は785匹(79%)もあります。
また、捨てられた子猫が保護されることはほんの一部で、多くの場合、カラスや狸の餌食となったり、餓死、衰弱死するなど、生き残ることができません。
一方、野良猫の増加は糞尿、発情期の鳴き声、捨て猫など市民の生活環境にも悪影響を及ぼします。又、多数の仔猫の殺処分や捨て猫などは、子どもに「命の大切さ」や「助け合い」「思いやり」など心の教育を必要としている現状とは大きく矛盾する現実ではないかと考えます。
野良猫の不妊手術は飼い猫の場合と違い、一度に多頭数の猫の手術を行なわなければ効果がありません。その為、多額の費用がかかります。しかし、その地域での野良猫の繁殖が抑制されれば、野良猫被害は必ず減少してきます。
現在、浜松市では、市民団体が市民から寄付を募り、野良猫の不妊手術を行なう市民に、手術費用の一部を補助する活動が行なわれています。
また、他の政令市や静岡県内の市町でも「猫の不妊手術助成金制度」を設けているところがあります。
浜松市においても、市民の生活環境の改善や子供たちに『命の大切さ』を実践する姿勢を示すために、野良猫対策を行なう必要があると考えます。
私たちは、地域における野良猫問題を、地域住民、市民活動団体、獣医師、市が協働して取り組むべき課題と考え、不妊手術に掛かる費用を市民、獣医師、市が等分に負担し、且つ、動物愛護啓発、野良猫の管理などを行なう市民協働事業として行ないたいと考えます。
このため、浜松市が野良猫の不妊手術の際に負担する費用として『野良猫の不妊手術助成金制度』を創設することを要望いたします。
尚、今回の署名活動では、動物愛護の気風が高まる中、政令市である浜松市にこのような制度が無いことを危惧された、市外、県外の多くの方々からも御署名が寄せられました。
また、西区まつり、北区まつり、遠州灘海浜公園、アースデイ等のイベントなどでも御署名を頂きましたので、署名簿を添えて要望いたします。
また、市内でのイベントで御署名をいただいた際、多くの子ども達を含む市民の皆様から、可愛そうな子猫をなくすための不妊手術を行なうためにと浄財をお預かりしましたので、その浄財で、不妊手術を実施する際、野良猫を捕獲するために使用する捕獲器を購入し寄贈いたします。
※ノラ猫問題を考える市民の会 メンバー
島村動物病院 GO!Cats 猫と暮す会 動物会議
こよりくらぶ アニマル・フォスター・ペアレンツ
マムのしっぽ 戸田静江