避妊手術
2006年11月15日09:24
カテゴリー │SOS犬猫
庭に居着いてしまった野良猫の避妊手術をしました。
この依頼者の近所には94歳のおじいさんが餌やりをしていた家があります。
7月に自治会の役員さん、民生委員さんおじいさん、おじいさんの家族で話し合い、そのおじいさんが餌をやっていた猫たちは、今、ケージに入れておじいさんが飼っています。
餌も外には置かなくなりました。
当時、保健所の動物愛護指導員(獣医師)は近所の苦情を受けて、おじいさんに指導に来ましたが、
「猫を何とかして欲しい。」だけで、具体的な方法は何も言いませんでした。
今回、依頼された方は、「おじいさんところの猫が来た。」といいます。
前回、おじいさんが手術をし終わったとき、保健所も立ち会って餌をやっていた猫は全て自費で手術をし、ケージに入れて飼育していることを確認しています。
しかし、また、この地域では野良猫がおじいさんの猫になってしまっています。
これはどうしてだと思いますか?
私は、前回の際(7月)に苦情を受けた行政が、結果を地域に報告していない、その後のフォローをしていない、 ただの苦情のメッセンジャーで終わっているからではないかと思います。
市は、動物の専門家として、動物愛護指導員に獣医師を配置していますが、苦情を伝えるだけなら必要がありません。
ただの税金の無駄遣いになってしまいます。
地域の野良猫は、えさを与える人の問題ではなく、地域の問題として解決しなければ、何時までも解決しません。
行政の専門家 獣医師である動物愛護指導員が地域と取り組まなければ
「地域猫活動」はできません。
地域猫活動は横浜市磯子区から始まりました。
「磯子区ネコの飼育ガイドライン」
この記事へのコメント
ペチャさん素晴らしい。
こういう記事は、時間設定をして
いろんな時間帯で見ているみなさんに見ても
らいたいですね。
こういう記事は、時間設定をして
いろんな時間帯で見ているみなさんに見ても
らいたいですね。
Posted by milk at 2006年11月15日 13:50
ありがとうございます。
milkさんにはかないませんが・・・
頑張らないで、頑張ります。
milkさんにはかないませんが・・・
頑張らないで、頑張ります。
Posted by ペチャ at 2006年11月16日 09:30
>ぺちゃ様 はじめまして
磯子区の事は、猫雑誌で以前よんだ事があります。
今では区がHPで飼育ガイドラインを掲載しているのですね、すばらしいです
いつも読み逃げばかりですみません
勉強になります、ありがとうございました。
>milk様
今から新聞読ませていただきます
磯子区の事は、猫雑誌で以前よんだ事があります。
今では区がHPで飼育ガイドラインを掲載しているのですね、すばらしいです
いつも読み逃げばかりですみません
勉強になります、ありがとうございました。
>milk様
今から新聞読ませていただきます
Posted by まゆさん at 2006年11月16日 23:22
まゆさん ありがとうございます。
makotakuさんからお話をよく聞きます。
今度、ご一緒させてください。
makotakuさんからお話をよく聞きます。
今度、ご一緒させてください。
Posted by ペチャ at 2006年11月18日 09:45