ハートフル・バッチ
これは ハートフル・バッチと言います。
自閉症の子供たちが付けて 街に出て行きます。
自閉症の人達と街の人達との交流の絆です。
アクティブさん の活動です。
ハートフル・バッチ・プロジェクト
《 キャッチフレーズ 》
ハートフル・バッチ・プロジェクト
《 主 旨 》
・ 自閉症の子どもたちの社会参加の為の訓練に利用する
・ 自閉症の子どもたちがバッチをつけることにより、地域社会への理解を深める
・ 保護者はより深く子ども理解をし、地域社会への働きかけを行う
《 自閉症とは? 》
発達障がいの一つである自閉症は、生まれつきの脳機能障がいであり、完全に治ることはありません。しかし、適切な指導・支援によって成長発達し、社会に適応していくことが可能です。
心理的な原因で生じる情緒障がいではありません。
また、「無口な人」「ひっこみ思案」といった内向的な性格をさすのではありません。
「ノイローゼ」「心身症」などの精神の病気ではありません。
自閉症の人は、普通の人と同じように情報(見たり聞いたりしたこと)を理解することができません。音の聞こえ方や、視界の広さやピントの合わせ方などが普通の人と違う場合があります。
また、人と関わることや、自分の気持ちを伝えたり相手の気持ちをくみとることなどが、とても苦手です。
五感の過敏さと鈍さ、体の機能の発達の未熟さや不器用さなどもあります。その為、端から見ていると、自分勝手な行動をしているように見えることがあります。
(注:上記は自閉症の特長の一部です。また、特長には個人差があります。)
《 背 景 》
自閉症は、上記のような障がいの為、保護者にとっても理解しにくく、育てにくさのある子どもたちです。しかし、一見しただけでは障がいがあることがわかりにくい為、周りからの理解を得られず、ともすると「親のしつけ」の問題だと誤解をされ、保護者がとても辛い思いを強いられることがあります。
法律や社会情勢の変化に伴い、障がいのある人たちも「地域社会」で生活することが望まれるようになりました。地域社会で生きていくためには、地域の人たちと関わる経験が必要です。この子どもたちは、地域社会の力を借りて、成長していくのです。
自閉症の人たちが、普通の話し方やコミュニケーションの取り方、人や物事への適切な関わり方を習得することは、容易ではありません。しかし、「発達していく障がい」であるため、訓練を重ねることで、ゆっくりではありますが、習得して行くことができます。
そこで、地域社会の人たちに理解して頂こうと保護者たちが「働きかけ」を始めました。その時、この子どもたちが「“地域社会の人たちの力を借りて、育っていく子どもたち”だということを知っていただくための“バッチ”」の必要性を感じました。
そして、バッチを製作し、「ハートフル・バッチ」と名付け、バッチに関連する運動を「ハートフル・バッチ・プロジェクト」としました。
このバッチは、子どもたちが地域社会の人たちと共に生きていく為に、努力し、学習していく為のバッチです。保護者は、多くの方々に、より深く理解して頂けるよう、バッチを利用しながら地域社会への関わりを深めて行きます。
温かい目で見守って頂けますよう、お願い致します。
ハートフル・バッチ・プロジェクト
実行委員一同
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