ペチャ

2006年06月19日 16:18



おじいさんが6月17日に亡くなりました。

癌と長い間戦ってきました。

犬の名は “ここあ”。


“ここあ” は2年前に静岡県動物管理指導センターで殺処分されるところをおじいさんに引き取られました。  病気の治療で大変なおじいさんが、しょんぼりしているので、家族の方が「犬を飼ってみたら」と勧めたら、「ビーグルなら飼う。」という事で、 “ここあ” を紹介しました。

“ここあ” が来てから、おじいさんと “ここあ” はいつも一緒でした。散歩に行くのも、畑に行くのも・・・・。
おじいさんがいないと “ここあ” もいません。二人で自動車で出かけることも。
おじいさんも元気になって、笑顔がいっぱいでした。
病院の検査では、お医者さんが不思議がるほど良くなっていました。
しかし、癌が別のところに転移してしまいました。

おじいさんは病院で6時30分に亡くなりました。
その時、今まで鳴いたことのない “ここあ” が気が狂ったように鳴き続けました。
家族が不思議がっている時、病院から連絡がきました。

いつもは大食漢の “ここあ” は、それから何も食べなくなりました。

次の日、おじいさんが家に帰ってきました。
家族の方が “ここあ” をおじいさんに会わせました。

おじいさんの近くに行ったとたん、 “ここあ” が急にガタガタ震えて、尻尾を丸めて、おじいさんの布団に入ろうとしました。

おじいさんにお別れしてから、 “ここあ” は少しずつ食事をするようになりました。
今、おじいさんの形見のリードで散歩に行きます。


おじいさんのご冥福をお祈りします。
               合掌

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