生命? 物?
この写真は以前、静岡県動物管理指導センターで撮った写真です。
あなたはこの犬がどのように見えますか?
捨てられる犬や猫たち、保健所に引取りを求められる犬や猫たちは、捨てる人、引き取りを求める人にとってはごみと同じ
『物』です。
保健所に持っていくと殺されるからと「誰かが拾ってくれる」と捨てることも、捨てられた後、怖い思い、ひもじい思い、痛い思いをすることを無視して放置できるのは
物だから・・・。
捨てられた仔猫を見ても無視できるのも
物だから・・・。
仔猫が恐怖や悲しみ、喜び、痛み、空腹を感じる
「いのち」と思う人は、自分のできる限りの努力をします。
でも、努力をしてもかなわないときには、
いのちのある
ものとして扱わなければならなくなります。
動物を捨てる行為は、 この
いのちを思う人を悲しませる行為です。
今、犬や猫たちは家族として迎えられています。
愛情を持って、可愛がられています。
しかし、
物にも愛情はかけられます。大事に扱われます。(例えば、車を大切にするように)
いのちとして扱うことは、共に生きること・・・。
共に生きるためには、社会の一員として責任を果たすこと・・・。
動物を
いのちあるものとして認めてもらうには、動物を苦手な人に配慮でき、共生できる必要がありませんか?
ただ、可愛いだけなら、犬や猫は
物と変わりません。
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