模擬裁判

ペチャ

2007年02月10日 10:36

長野県上田市の中学校で行なわれた裁判員制度の授業です。
レンガの家の子ぶたが煙突から入って来たオオカミを熱湯の鍋に落して殺した行為が裁かれました。
議論の結果子ぶたは「殺人罪」で『三年から五年の刑』になったそうです。

「三匹のこぶた」のお話は色々あるようですが、授業で使われた話はオオカミが熱湯の鍋の中で殺されるようです。

面白い授業ですが、誘導の仕方では怖いですね。

子供たちは、授業に参加した裁判官に「実際なら10年から15年のケース」と聞かされて、驚いたそうですが。

ちなみに、私でしたら『無罪』にしますが…

子豚が有罪だと オオカミは、もし、助かっても連続殺人で死刑。
ご飯が食べられなくなりませんか?(笑)

新聞記事では実際の授業の様子が解りませんが、この話の結論が「犯罪行為」と結論づけられたのであれば

「意思を持って犯罪を犯す」者に被害者は力の限り抵抗することはできません。

権力を持った者に逆らうことが犯罪行為となりかねないような気がします。

裁判員制度がもうすぐに始まります。
子供たちに制度を教えることは大切ですが、色々な価値観、正義を学ぶことがもっと必要な気がします。


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